妊婦健診のご案内
妊娠おめでとうございます。これから始まる新しい生命との旅に、当院がお手伝いできることを心より嬉しく思います。この度は当院での妊婦健診をご検討いただき、誠にありがとうございます。
このプレゼンテーションでは、当院の妊婦健診についての重要な情報や、セミオープンシステムについて詳しくご説明いたします。安心して妊娠期間を過ごしていただけるよう、当院のサポート体制についてご理解いただければ幸いです。
ご不明な点がございましたら、いつでもスタッフにお尋ねください。母子の健康を第一に考え、きめ細やかなケアを提供いたします。
窪レ
by 窪谷 レディース&ベビークリニック
当院の妊婦健診について
妊婦健診の期間
当院では妊娠20週までの妊婦健診を行っております
健診の内容
定期的な健康チェック、体重管理、血圧測定、尿検査、超音波検査などを行います
専門的なケア
経験豊富な医師による丁寧な診察と相談を提供します
転院サポート
20週以降の転院時には詳細な情報提供書を作成いたします
妊婦健診は母子の健康を守るための大切な機会です。当院では妊娠初期から中期にかけての重要な時期をサポートし、その後の分娩施設への円滑な移行をお手伝いいたします。定期的な健診を通じて、お母さんと赤ちゃんの健康状態を細かくチェックしていきましょう。
妊婦健診20週までの理由
母子の安全確保
より高度な医療体制が必要になる可能性に備えるため
専門的ケアの必要性
妊娠後期には専門施設での管理が望ましい場合が増加
分娩施設との連携
出産に向けた準備と適切な医療提供の継続性を確保
妊娠中は多くの方が順調に経過されますが、妊娠後期になると予期せぬ合併症が生じる可能性が高まります。当院では妊婦さんとお腹の赤ちゃんの安全を最優先に考え、20週までの健診を基本としています。
この時期を過ぎると、より高度な医療設備や緊急時の対応が必要になることがあるため、分娩可能な専門施設での管理をお勧めしております。このような体制により、万が一の状況にも迅速に対応できる環境で妊娠後期を過ごしていただけます。
セミオープンシステムとは
当院での健診
妊娠初期から30週前後まで
情報共有
健診記録の連携
分娩施設への移行
30週以降の健診と出産
セミオープンシステムは、妊婦さんの利便性と安全性を両立させた仕組みです。このシステムでは、まず分娩施設で出産の予約をしていただき、妊娠30週前後までは自宅近くの当院で定期健診を受けていただきます。
その後、出産に向けた準備が必要となる時期に、ご希望の分娩施設での健診に移行します。当院と分娩施設の間で健診情報を共有することで、継続的で一貫したケアを提供することができます。この連携により、妊婦さんの負担を軽減しながらも、安全な出産環境を確保できます。
セミオープンシステムのメリット
通院の利便性
自宅近くの当院で妊娠中期までの健診が可能なため、長距離移動による負担が軽減されます。特に妊娠初期の体調が不安定な時期や、仕事と両立している方にとって大きなメリットです。
きめ細やかなケア
かかりつけ医として継続的に診察することで、妊婦さんの体調変化や不安に対して細やかな対応が可能です。顔なじみの医師やスタッフに相談できる安心感があります。
専門施設との連携
分娩施設との情報共有により、一貫した医療サービスを受けられます。当院での健診記録がしっかりと引き継がれるため、安心して分娩施設に移行できます。
セミオープンシステムは、妊婦さんにとって「通いやすさ」と「安全性」を両立させる理想的な仕組みです。当院での親しみやすい環境での健診と、高度な医療設備を持つ分娩施設での出産、それぞれのメリットを最大限に活かすことができます。
連携分娩施設のご紹介
当院では下記の分娩施設とセミオープンシステムを導入しています(2025年4月現在)。これらの施設は産科医療の専門性が高く、さまざまな出産スタイルに対応しています。妊婦さんのご希望や医学的な状況に合わせて、最適な分娩施設をご紹介いたします。
連携施設では、当院からの情報提供書をもとに、それまでの健診内容を把握した上で診察が行われます。
当院からのセミオープン希望の旨を記載した情報提供を持って、妊娠20週までに連携施設を受診することがセミオープンの必須条件となります。
施設によっては特色ある出産方法や産後ケアプログラムを提供しているところもありますので、ご希望があればお気軽にご相談ください。
【連携施設】
オーククリニックフォーミズ病院、南流山レディースクリニック、鎌ヶ谷バースクリニック、東京かつしか赤十字母子医療センター、聖母病院
ご希望の分娩スタイルや通院のしやすさなどを考慮して、ぜひ最適な施設をお選びください。
転院時のサポート体制
転院先の検討・選択
ご希望や医学的必要性に応じて、最適な分娩施設をご紹介します。連携施設の特徴や分娩方針についてもご説明いたします。
情報提供書の作成
当院での健診記録をまとめた詳細な情報提供書(紹介状)を作成し、これまでの経過を転院先に正確にお伝えします。
継続的なサポート
転院後も必要に応じて転院先と連携し、産後の健康管理や育児相談などでも継続的にサポートいたします。
当院では、転院される妊婦さんが安心して次の施設に移行できるよう、きめ細やかなサポートを行っています。20週または30週前後の転院時には、これまでの健診データや検査結果、医師の所見などを詳細にまとめた情報提供書を作成します。
また、転院先の選択にあたっては、ご自宅からのアクセスや分娩方針、設備などさまざまな観点からアドバイスさせていただきます。転院後も当院との関係は続きますので、何かご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。
安心して妊婦健診を受けるために
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定期的な受診
推奨される間隔での健診受診が大切です
健診記録の保管
母子手帳への記録と健診結果の保管を
不安や疑問の相談
些細な変化や気になることも遠慮なくご相談を
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分娩施設との連携
早めの分娩施設選択と予約が安心につながります
妊婦健診は、お母さんと赤ちゃんの健康を守るための大切な機会です。当院では妊娠初期から中期までの重要な時期をサポートし、その後は連携する分娩施設と協力して、出産までの道のりを見守ります。
妊娠中に不安なことや気になる症状があれば、どんな些細なことでもご相談ください。当院のスタッフ一同、妊婦さんとご家族の幸せな出産に向けて、専門的な知識と温かい心でサポートいたします。
定期的な健診と適切な時期での分娩施設への移行により、安心して妊娠期間を過ごし、元気な赤ちゃんとの出会いを迎えられることを心より願っております。